水没したAndoridが普通に使える！使い続けるのが危険な理由

お風呂・トイレ・海などでAndoridを水没させてしまったものの、普通に使えるケースも少なくありません。

しかし、動くからといってそのまま使い続けるのはとても危険です。

本記事では、水没したAndoridを使い続けるリスクや自分でできる応急処置方法などを紹介します。

どこに修理に出すべきかについても解説するため、Andoridの水没に関して不安を抱いている人は、ぜひ参考にしてください。

なお、以下の記事では水没以外にも故障したAndoridの修理方法について幅広く紹介しています。

水没直後は普通に使えてもあとから壊れることがある

水没したAndoridが問題なく使える場合、応急処置や修理などをせずにそのまま使い続ける人もいます。

しかし、水没直後は不具合なく使用できても、時間の経過とともに正常に動かなくなってしまうことがあります。

海水やジュースなどの、不純物が含まれている液体に浸かってしまった場合はとくに危険です。

Andoridの防水機能は、真水に濡れるシーンを想定して作られているためです。

「すぐに対処していれば故障を防げたのに、何もせず使っていたせいで買い替える羽目になってしまった」といった事態を避けるためにも、正しい方法で必ず対応しましょう。

防水機能がついているAndoridなら大丈夫？

Andoridは、防水機能がついているものが多いですが、一言で「防水機能」と言っても、程度はさまざまです。

水に完全に浸かっても故障しないものもあれば、雨で濡れても壊れない程度のものもあります。

Andoridには「IP〇〇」という等級があり、後ろの数字が防水レベルを指します。

0は防水機能なし、8は水中で使用できる、といった具合に数字が大きいほど防水効果が高いです。

また、機種やメーカーごとに防水の規定・条件が異なるケースもあります。

そのため、「防水機能がついているから大丈夫だろう」と軽率に判断しないことが大切です。

水没したAndoridを使い続けるとどうなる？

「普通に使えるから」といった理由で水没したAndoridをそのまま使用していると、以下の事態に陥る恐れがあります。

それぞれについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

正常に動作しなくなる

Andoridの内部に水が侵入すると、動作に以下のような不具合が生じることがあります。

最悪の場合、電源が入らなくなってしまうことも。

精密機器であるAndoridは、少しでも内部に水分が入り込んでしまうと故障につながるのです。

内部データが消失してしまう

水没によってAndoridのアプリや本体の動作に異常が起こると、データを取り出せなくなりそのまま消失してしまう恐れがあります。

プライベートのデータだけでなく、仕事で使う大切なデータを失ってしまい、業務に支障を来すケースも存在します。

とくに、十分に乾いていない状態で電源を入れると、回路がショートしデータの破損につながるため要注意です。

部品が劣化してしまう

Andoridは、たくさんのパーツや部品によって構成されている精密機器です。

外側の水分は拭うことができますが、内部を自分で完全に拭き取るのは困難です。

水没後には、時間の経過によって内部が水分で腐食してしまうことがあります。

部品が劣化すると更なる故障につながるため、とにかく早急に対処することが大切です。

Andoridが水没した際の応急処置方法

Andoridが水没したら、すぐに応急処置をしましょう。

上記の方法で対処すれば、故障を防いだり故障の程度を低くしたりできる場合があります。

ただし、応急処置だけで済ませるのではなく、修理店でも見てもらう方が安全です。

①すぐに電源を切る

Andoridが水没したら、すぐに電源を切りましょう。

電源が入った状態が続けば続くほど、内部のショートを招きます。

方法は製品によって異なりますが、多くのAndoridは電源ボタンを長押しし、画面に表示される「電源を切る」というメニューをタップすることで電源を切れます。

画面をタップしても反応しない場合は、強制的に電源を切りましょう。

Andorid機種のサポートページを見れば強制電源オフのやり方が分かります。

②付着した水分を拭き取る

電源を切ったあとは、Andoridの周りについた水分を丁寧に拭き取りましょう。

この際、イヤホンや充電ケーブルの差し込み口にも水分が入り込んでいる可能性が高いため、綿棒などを使って優しい力で拭ってください。

③着脱できるパーツを取り外す

SDカードスロット・SIMトレー・バッテリーなど、着脱可能なパーツを取り外し拭き取りましょう。

なお、製品によってはバッテリーが取り外せないものもあります。

「自分でパーツを外すのは不安」という人は、修理店に持ち込んで対応してもらうのがおすすめです。

プロであれば、安全にパーツを取り出してくれる可能性が高いです。

④自然乾燥させる

ハンカチやタオルで水分を拭うだけでなく、風通しが良いところで自然乾燥させて内部の水分をとる必要があります。

数時間で済ませるのではなく、2～3日間は乾燥させてから電源を入れるのが理想です。

短時間で乾燥させたい人は、密閉された容器にAndoridと乾燥材を入れる方法もおすすめです。

乾燥材は新しいものを使用する方が効果が期待できるため、時間がある人は100円ショップなどで購入すると良いでしょう。

Andoridが水没したときに絶対にやってはいけないこと

水没したAndoridに以下の処置をとってしまうと、故障の悪化につながります。

どれもついやってしまいがちな対応ですが、大切なAndoridを守るためにも絶対に避けましょう。

乾燥していない状態で充電する

十分に乾燥していないAndoridを充電すると、ショートしてしまう恐れがあります。

内部がショートすると、修理不可能になる・データが消失してしまう、といったリスクがあるため、充電するのは水分が完全になくなってからにしましょう。

電子レンジやドライヤーで乾かす

すぐにAndoridを使いたいからといって、電子レンジやドライヤーを使って乾かすのは危険です。

内部の部品が損傷してしまうと、更なる故障につながります。

被害を最小限に抑えるためにも、時間はかかりますが自然乾燥で乾くのを待ちましょう。

早く乾かすためにAndoridを振る

水分を落とすために、Andorid本体を振るのは避けましょう。

内部に水分が入り込んでいる場合、振ることで他のパーツにまで侵入してしまう恐れがあります。

水分を拭き取る際にも、Andoridをなるべく動かさないように注意してください。

応急処置をしたあとは修理屋で状態を見てもらおう

応急処置をしたあとは、信頼できる修理屋で見てもらいましょう。

なお、応急処置の途中でも持ち込めます。

すぐに修理店へ行ける場合は、電源を切って付着した水分を拭き取った状態で修理店へ行きましょう。

実績があり評判が良い修理屋を探すことも大切です。

公式サイトだけでなく、SNSや掲示板でリアルな意見を調べましょう。

このまま使い続けて問題ないか確認して貰う

水分がAndoridの内部へどの程度侵入しているか見てもらい、このまま使い続けて大丈夫かを判断を仰ぎましょう。

修理店ではなくキャリアやメーカーに依頼することもできますが、多くの場合水没による故障は対象外です。

また、修理店の方が低価格かつスピーディーに対応して貰える傾向にあります。

必要に応じて修理に出す

修理店のスタッフから「このまま使い続けるのは危険」と判断されたら、迷わず修理に出しましょう。

金額の見積りや修理にかかる時間は、その場で出してもらえることが多いです。

基本的には短い期間で修理が完了しますが、混雑状況によっては時間がかかることもあります。

急ぎの場合はすぐに対応して貰える修理店を探しましょう。

水没したAndoridはアイフォンドクターにお任せください

群馬県の高崎駅から直接アクセスできるアイフォンドクターイーサイト高崎店では、水没したAndoridの修理を行っています。

20時まで営業しているため、仕事などの予定後にも立ち寄りやすいです。

値段の安さをアピールしている修理店も多いですが、当店では高品質なパーツを使った質の高い修理にこだわっています。

500件以上の修理を担当してきたベテランスタッフも在籍しており、安心して任せられるのも嬉しいポイント。

修理に出すかの判断は、見積りを確認してからで構いません。

大切なAndoridを長く安全に使い続けたい人は、ぜひアイフォンドクターイーサイト高崎店をご利用ください。

【アイフォンドクター イーサイト高崎店】

【アイフォンドクター 熊谷店】

【まとめ】水没したAndoridを使い続けるのは危険！

本記事では、水没したAndoridの応急処置方法や放置するのが危険な理由などを解説しました。

Andoridは、水没直後は動作に問題がなくても、徐々に故障していくことがあります。

故障が進むと修理代が高くなったり修理では直せず買い替えが必要になったりする恐れがあるため、早急に対処しましょう。

記事内で紹介した応急処置を行ったうえで、修理店に持ち込むことをおすすめします。

ぜひ、本記事の内容を参考にして、水没したAndoridに適切な方法で応急処置を行ってください。