パソコンの電源が突然落ちてしまい、困っている人もいるでしょう。
本記事では、パソコンの電源が急に落ちてしまう原因と対処法について詳しく解説します。
安全に不具合を解消したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
「パソコンの電源が突然落ちる」と悩む人は多い
急にパソコンの電源が落ちてしまい、困っている人は多く存在します。
実際に、Xでは以下のようなポストが投稿されています。
うーん、、、
PCの電源が劣化が深刻してるのか
突如落ちるな…これは面倒だな
五年位で弱くなるとかは
あちこち読んで知ってる。
まあ、もう8年位頑張ってくれてるからね電源劣化度合いて
どうやって再確認できるんだろか…#自作PC— うーさん通信。 (@UdonSoba_Eater) December 29, 2023
パソコン起動しようとしたらすぐ電源落ちる。10年以上経つしついに壊れた?この前使えたんだけど、時々この現象起きる(笑)しばらくしたら普通に起動できるかな
— このみ☃️ (@cogame02) December 29, 2023
突然PCの電源が落ちる症状がよくでるようになってつらい
— 合体犬📛skebe募集中 (@gattaiken) December 28, 2023
本記事で紹介する方法を実践すれば直る可能性が高いため、過度に心配する必要はありません。
【ケース別】パソコンの電源が突然落ちる原因
ここでは、パソコンの電源が突然落ちてしまう原因を、以下の3つのケース別に解説します。
- パソコンの環境が原因のケース
- ハードウェアに問題があるケース
- ソフトウェアに問題があるケース
自身がどれに該当するか判断する際にお役立てください。
パソコンの環境が原因のケース
パソコンの環境が原因で突然落ちてしまう場合、以下の原因が考えられます。
- 充電が不十分である
- パソコンが熱を帯びている
- バッテリーが劣化している
- 帯電を起こしている
- 電源プラグに不具合が生じている
それぞれについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
充電が不十分である
当たり前のことではありますが、ノートパソコンを使っている場合、充電不足により急に電源が突然落ちることがあります。
意外と見落としがちなため、まずは十分に充電がされているか確認しましょう。と
くに、バッテリーの持ちが良い高性能なパソコンほど注意が必要です。
パソコンが熱を帯びている
精密機器であるパソコンには、熱に弱いという特性があります。
パソコンの温度が高くなりすぎると、予期せぬ動作が引き起こされたり、電源が突然落ちてしまったりします。
高温化を防ぐために、パソコンには冷却用のファンが内蔵されていますが、劣化が進むと正常に冷やされなくなるのです。
また、冷却ファンがホコリやゴミなどで汚れていることも、パソコンが熱くなる原因のひとつです。
バッテリーが劣化している
十分に充電されているにも関わらず突然電源が落ちる場合は、バッテリーの劣化が原因である可能性があります。
バッテリーは他のパーツと同様、使い続けるにつれて徐々に劣化していくものです。
「パソコンを買ったばかりの時期には長持ちしていたものの、年数を重ねるごとに数時間で切れてしまうようになった…」というケースも珍しくありません。
普段からできるバッテリーの劣化を防ぐための対策としては、常に充電コードを繋げっぱなしにしておくのではなく、充電が溜まったら小まめに外すことが挙げられます。
劣化の速度を抑えられるのでぜひ実践してみてください。
帯電を起こしている
パソコンに内蔵されているパーツが帯電を起こし、電源が落ちてしまうこともあります。
帯電とは、パソコン内部に電気がたまる現象のことです。
とくに、冬場の乾燥しやすい時期に発生しやすいため注意が必要です。
定期的に電源ケーブルなどを抜いて、放電を促すとよいでしょう。
電源プラグに不具合が生じている
電源プラグの不具合が原因で、パソコンの電源が突然落ちてしまうパターンです。
最もよくあるのが、電源ケーブルが断線してしまっているケースです。
しっかりと差し込んでいても、断線していては充電がされず、電源切れに繋がるため確認しておきましょう。
ほかにも、コンセントが故障している場合もあるため、注意が必要です。
ハードウェアに問題があるケース
ハードウェアに不具合があってパソコンが突然落ちる場合、以下の原因が想定されます。
- HDDまたはSSDが損傷している
- メモリの容量が不足している
- パソコンに振動による衝撃が加わった
どの原因が当てはまるか考えながら読み進めてください。
HDDまたはSSDが損傷している
HDDやSSDなどのパーツが損傷していることも、パソコンの電源が突然落ちてしまう原因として挙げられます。
これらのパーツはデータやファイルなどを保存する役割を担っており、問題があると電源がつかなくなってしまいます。
メモリの容量が不足している
メモリの容量不足も、パソコンが突然落ちる原因のひとつです。
メモリの容量はパソコンごとに決まっており、データやアプリで圧迫してしまうと動作が遅くなったり、マウスやキーボードが動きにくくなったり、電源が落ちてしまったりします。
日頃から余分なデータやアプリは削除し、メモリの容量を使い過ぎないように心がけましょう。
パソコンに振動による衝撃が加わった
パソコンに強い振動を加えたことにより、電源が急に落ちてしまう場合もあります。
衝撃によって内部のパーツが故障したり、パーツの設置状態が悪化したりするためです。
パソコンを移動させる際には、なるべく振動を加えないように慎重に扱いましょう。
ノートパソコンを使っている人は、持ち運びの際に衝撃を与えないようにケースなどを使用することをおすすめします。
ソフトウェアに問題があるケース
以下の2つの場合、ソフトウェアに問題があります。
- パソコンがウイルスに感染している
- CPUに負荷がかかりすぎている
詳しく解説するので、原因を見極める際にお役立てください。
パソコンがウイルスに感染している
パソコンがウイルスに感染すると、プログラムが作動してエラーが多発し、電源が落ちる場合があります。
ウイルスの感染経路はさまざまで、メールやサイトを開いたり、データをダウンロードしたりした際に感染することがあります。
そのほかにも、USBを通じてウイルスに感染するケースもあるようです。
CPUに負荷がかかりすぎている
CPUへかかっている負荷が重すぎると、電源が突然落ちる原因となります。
CPUとは「パソコンの頭脳」と呼ばれているパーツのことで、負荷がかかりやすいです。
とくに、ZOOMなどを起動してカメラやマイクを使用したタイミングで電源が落ちる場合は、CPUへの負荷がかかりすぎていることが原因だと考えられます。
パソコンの電源が突然落ちたときの6つの対処法
パソコンの電源が突然落ちてしまったときには、以下の6つの対処法を試してみてください。
- パソコンの熱を冷ます
- いったんデバイスを全て外し様子を見る
- メモリの空き容量を増やす
- ウイルスに感染していないかチェックする
- OSをインストールし直す
- それでも治らない場合は修理を依頼する
上記を実践することで、パソコンを買い替えることなく問題を解決できる可能性があります。
パソコンの熱を冷ます
パソコンが高温になっている場合は、熱を冷ましましょう。
部屋の温度が高すぎるのであれば適温に設定する必要があります。
また、節電モードにすることで温度が下がることもあります。
そのほかにも、パソコン用の冷却グッズを上手に活用するのも手段のひとつです。
冷却パッドや冷却ファンなどを購入し、取り付けてみましょう。
いったんデバイスを全て外し様子を見る
ACアダプター・電源コード・キーボード・マウス・USBなどのデバイスを全て外すのも有効な方法です。
外したあとはしばらく時間を置いて、ひとつずつ繋げてみてください。
特定のデバイスを繋げたことにより電源がつかなくなるのであれば、原因を特定できます。
対象のデバイスを新調したり、修理に出したりすると良いでしょう。
買い替えや修理が終わるまでは、問題のあるデバイスは繋げないのが賢明です。
メモリの空き容量を増やす
メモリの容量不足が原因である場合は、空き容量を増やすのも手段のひとつです。
使わないデータなどを消して必要最低限の使用状況にしましょう。
また、製品によってはあとからメモリを増設できる仕様になっているものもあります。
使っているパソコンがメモリを増設できるものか調べたうえで、増設を行いましょう。
自分でメモリの増設作業をするのが不安な人は、プロに依頼するのがおすすめです。
ウイルスに感染していないかチェックする
ウイルスへの感染が疑われるのであれば、セキュリティソフトをインストールして感染の有無をチェックしましょう。
ウイルス感染は、パソコンが突然落ちる原因となるだけでなく、個人情報の流出や不正な遠隔操作などの被害につながる恐れがあります。
感染が確認できた場合は、同じくセキュリティソフトでウイルスを削除できます。
どうしても対応できない場合はメーカーに問い合わせるのもおすすめです。
OSをインストールし直す
OSファイルを再インストールすることで、パソコンが突然落ちる状態を改善できることがあります。
ただし、データが消失してしまう恐れがあるため、再インストールをする前に必ずバックアップを取っておきましょう。
それでも治らない場合は修理を依頼する
ここまでで紹介した対処法を試してもパソコンの症状が治らない場合は、プロに修理を依頼する必要があります。
修理によって治る可能性があるため、買い替えを検討する前に一度見て貰うとよいでしょう。
修理には費用がかかるものの、新調するよりは安く済む可能性があります。また、自力で無理に治そうとするよりも安全性が高いのもメリットです。
パソコン修理はどこに出せばいい?3つの方法
パソコンを修理に出したいものの、どこに依頼すべきか迷っている人もいるでしょう。
代表的な修理の依頼方法は、以下の3つです。
- パソコン修理店を活用する
- メーカーに修理を依頼する
- 家電量販店で修理に出す
それぞれのメリットやデメリットを解説するので、自分に合う方法で修理を依頼しましょう。
パソコン修理店を活用する
パソコン修理店でプロに修理を依頼するのが一番おすすめな方法です。
スピーディーに対応してもらえる可能性が高いうえに、メーカーや家電量販店よりも費用を抑えられるためです。
混雑状況にもよりますが、即日~数日で修理が完了することも珍しくありません。
ただし、業者によってスタッフのスキルに差があるため、高品質な修理を行っているところを見極める必要があります。
修理店の公式サイトやSNSでの口コミなどをしっかりとチェックしましょう。
メーカーに修理を依頼する
Microsoft・Apple・DELL・Dynabook・Lenovoなどの、パソコンの製造元であるメーカーに修理を依頼する方法です。
保証期間内であれば、無料で修理を受けられる可能性があります。
ただし、保証期間外の場合は修理費用が高額になるケースが多いため、注意が必要です。
また、修理が終わるまでに1~2週間かかったり、データが初期化されたりする点もデメリットだと言えます。
家電量販店で修理に出す
家電量販店を通じてパソコンを修理に出す方法もあります。
ヨドバシカメラ・ヤマダ電機・ノジマ電気などが修理に対応しています。
こちらの方法も、保証が適用されれば低価格で治してもらえる可能性があります。
修理には2~3週間かかることも多く、3つの方法のなかで一番時間がかかるため注意が必要です。
また、メーカーと同様、データが初期化されるケースが大半です。
さらに、水没や落下などが原因であると判断された場合、期間内であっても保証が適用されない恐れがあります。
パソコンが突然落ちてしまう場合はアイフォンドクターにお任せください
アイフォンドクターでは、パソコンの修理を行っており、多くのお客様からご好評をいただいています。
パーツの品質にこだわっており、修理後に大切なパソコンを長く安全に使って頂けます。
価格もメーカーや家電量販店などに比べて安く抑えられる可能性が高いため、ぜひ1度お立ち寄りください。
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正しい方法で「パソコンが突然落ちる」を解決しよう!
パソコンが突然落ちる原因として、環境・ハードウェア・ソフトウェアのいずれかまたは複数に問題があると考えられます。
記事内で紹介した原因のうち、どれに当てはまるか見極めて適切な対策をとりましょう。
自力で治すのが難しい場合は、無理に自分で修理をしようとせずにプロを頼るのがおすすめです。
修理店・メーカー・家電量販店のうち、自身に合う修理先に依頼しましょう。
ぜひ、本記事の内容を参考にして、パソコンの不具合を解決に導いてください。